2011年06月09日
Vol.1-3
キエは普通の女の人だけど、
ちょっとだけ変わっていた。
僕が ホントは、
魔法で、姿を猫に変えられた
どこかの国の王子さまだって
信じていた!
本当の事を、知っている訳じゃ・・・ないし
真実とも、違っているんだけどね。
僕は毎日
ごはんをいっぱい食べて、眠って
いっぱい遊んで、眠って、
そして、キエの仕事が終わって、夜になると
おいかけごっこをしたり、
けんかごっこをしたり、
・・・・・・
いっぱい一緒に遊んで、また、眠る。
僕は、どんどん大きくなって
キエの手には、
いつも引っかき傷が絶えなかったけれど
僕たちは、とても、楽しかった。
そんなある日、突然に事件は起こったんだ!
Posted by えんめい茶本舗 at 15:34│Comments(0)
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