雪に耐えた杜仲
黒姫山麓の工場奥の薬木たち。
平成14年にメグスリノキ、杜仲そして羅布麻を植えました。
休耕田を一年かけて耕し、植え付け。
現在、メグスリノキと杜仲の林として育っています。
その奥には、キハダの林が見事な姿になっています。
さて、木を植えたあと当地では一番難しい時期が冬です。
寒気もさることながら、一番は雪です。
さすがにメグスリノキは、東北地方に自生するものなので
雪に強いのですが、中国南部貴州省原産の杜仲は大変苦労
しました。それは、なぜか・・・・・。
枝の「しなやかさ」がキーポイントになります。
固い木は、雪が枝に乗った時に折れてしまうのです。
しなやかな木は、その逆で雪をバネにして伸びて行きます。
杜仲は固く、メグスリノキはしなやか。
結果として植林して11年たった現在、メグスリノキは20本残り
杜仲は3本だったということなでしょう。
雪に耐えた木々だからこそ、陽光に映えるのでしょう。
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